私があなたであなたが私!?
☆初日から大荒れの模様です!
その日、朝早く朝練に来ていた野球部をのぞいて約二名、学校内にいた。
「誰も来てない…
よし、千夏いくよ!」
「は、はい…」
優さんの元気とは裏腹に私は力のない返事を返した。
き、緊張する!
私たちは人気のない廊下を腰を低くしてコソコソ歩いていた。
見るからに怪しい二人だ。
そしてその怪しい二人はそのまま女子トイレへと入っていった。
「ふう、ここまで来れば大丈夫」優さんがそう言って一息ついた。
私は軽くうなづくセーラー服を脱ぎ始めた。優さんも一緒になって服を脱ぎだす。
え?
二人でいったい何を……
まさかッ!
いえいえいえ、読者の皆様
いやらしい事を
考えないで下さい!!
実は今、まさに
入れ替わる瞬間なのです。