私があなたであなたが私!?
「正解だぁああ!」
その瞬間教室から拍手が巻き起こった。
な、なんかすごいことになってる……
なんだろう、なんか悪い気がしてきた……
「柊、お前変わったなぁ。先生は嬉しいぞ」
ごめん、先生……
変わったどころの話じゃなくてもはや入れ替わっちゃってるから!!
そこでチャイムが鳴った。
結局この時間は千夏以外の人にとってはつまらなかっただろう。
何はともあれ千夏、お手柄だ♪
これからあたしの成績はガッポガッポ♪
ふっふっふ。
よし、あたしも千夏のために頑張らないと!
あたしはまた不気味に笑い声をあげた。