スター!!
「おい、しん…」
「ん?」



冷たぁーい瞳の悠さん。



「……ようとソイツもうそのこと知ってるらしいぞ」ズバッと言う一言。




冷たい…な…







「そうなんだ…」
「あ、あのゆうさん…なんかキッパリ言い過ぎっていうか…」



「君には関係ないだろう…?」




ゾクっ。




この人…ゆうさん…
クールで大人っぽい人だと思ってたけど、そんなもんじゃあない…




ゆうさんは心が…感情が…ない。


「じゃあ仕事があるから、失礼するよ」


バタン…


「ヒェー!怖ぇよなぁ~
いつみてもクール~おっかねぇな!」
と、えいじさん。


「じゃあ僕らも仕事にいくね!」
と、しんさん。
アレ?思ってたより平気?なのかな??




「いってきます!」
1番はじめにしんさんが出ていき、

「んじゃあな!」
次にえいじさん。

「………」
次にけんくん。



最後に、
「ようくんと2人って心配だよ…襲われたりしたら絶対に僕に言うんだよ!」
「誰が襲うかよ…」
ボソッとようすけが呟く。



「ははっ…」
私はただ苦笑いをしていた。





バタン…




一気に静かになったな…




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