スター!!
プルルルルッ♪
静かな家に響き渡る電話の着信…



「アレ?寝てたのか…」
まぁ急いででないとな…
ムクッと起き上がった。





「ハイ?もしもし」
電話の相手は
『あなたが娘さんですね?』
知らんおっさんの声だった。
誰だコイツ?




「あのー…失礼なんですけど、どちら様ですか?」
『あぁ…申し遅れました。〇△病院のものです。』
病院?お医者さんが何の用?








『…たいへんもうしあげにくいのですが…』
じれったいなぁ~もう!
早くいってよ!!
『さっき、あなたのお父様とお母様がお亡くなりになりました…』






ハ??





「な、何いってんですか?突然知らない人に両親死にました、とかいわれても意味わかんないんですけど」『じゃあ、〇△病院にきてくださいね…』
ブッ‐…



一方的に切られた。



なんなのよ…さっきの電話…




でも私は心配だったから病院にいって確かめてやろうと思った。
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