スター!!
「ようお兄ちゃぁーん!!」
「久遠寺さぁーん……」
先に言ったのが、りゅうくんで。後に言ったのが、アタシ。
「? お姉ちゃん。ようお兄ちゃんのことさん付けなの?」
「うん。そんなに親しくもないしね…」
「変なの………」
そう呟いているりゅうくんには全く気付いていない、アタシだった。
-1時間後
ケータイを見てみるとようすけを捜しだしてから、1時間がたっていた。
「りゅうくん。時間大丈夫?」
「んーんとね……わかんない!」
だよね………
絶対にこの子小学校にもなってないと思う。
「そっか……」
ハァー……と、深いため息をつくアタシにりゅうくんは。
「お姉ちゃん!ため息つくとね、幸せが逃げちゃうんだって!!だからそう簡単にため息ついたらダメだよ!?」
と、アタシを宥めるように頭を撫でなでするりゅうくん。
しっかりしてるな………
と、呑気なことを考えていた。
「りゅうくん!とりあえずママのとこにもどろっか!!」
「何で?ようお兄ちゃんはどうするの?」
「………だって時間とかわかんないし」
「うん…とりあえず戻ろう。お姉ちゃん!」
少し暗い顔をしているりゅうくん。
「? どうしたの?」
不思議になって聞いてみた。
「…………行こうよ!お姉ちゃん!!別に何もないよ!?」
「そか………」
「久遠寺さぁーん……」
先に言ったのが、りゅうくんで。後に言ったのが、アタシ。
「? お姉ちゃん。ようお兄ちゃんのことさん付けなの?」
「うん。そんなに親しくもないしね…」
「変なの………」
そう呟いているりゅうくんには全く気付いていない、アタシだった。
-1時間後
ケータイを見てみるとようすけを捜しだしてから、1時間がたっていた。
「りゅうくん。時間大丈夫?」
「んーんとね……わかんない!」
だよね………
絶対にこの子小学校にもなってないと思う。
「そっか……」
ハァー……と、深いため息をつくアタシにりゅうくんは。
「お姉ちゃん!ため息つくとね、幸せが逃げちゃうんだって!!だからそう簡単にため息ついたらダメだよ!?」
と、アタシを宥めるように頭を撫でなでするりゅうくん。
しっかりしてるな………
と、呑気なことを考えていた。
「りゅうくん!とりあえずママのとこにもどろっか!!」
「何で?ようお兄ちゃんはどうするの?」
「………だって時間とかわかんないし」
「うん…とりあえず戻ろう。お姉ちゃん!」
少し暗い顔をしているりゅうくん。
「? どうしたの?」
不思議になって聞いてみた。
「…………行こうよ!お姉ちゃん!!別に何もないよ!?」
「そか………」