学園(吟)
「はあ」
でも、吟ネエはまだ帰ってこない。
課題は残り2ページ。
集中できなくてもいい。
何が何でも、意地で終わらせてやる。
吟ネエの事は頭にあったけど、地道に問題を解き明かすのと書き写しを終わらせていった。
終わった頃には、頭はパンク寸前だ。
でも、解決したのは課題のみであり、今日のビッグイベントは何一つ終わっちゃいなかった。
時刻は夕方に差しかかろうとしている15時を指している。
随分と時間を食ったものだ。
そろそろ、吟ネエと渚さんが帰ってきてもおかしくはないと思う。
次第に心拍数も上がっていくのがわかっていた。
何でだ?
この一年、いつも一緒にいたじゃないか。
今日になっていきなり鼓動が激しくなるっていうのは不自然だ。
それだけ、意識してしまっているというのか。
少し深呼吸をする。
落ち着けば何ら問題のないことだ。
「よし、強気で行こう」
課題も終わらせたし、今は恐れる物など何もないのだ。
そう思うと、吟ネエの部屋にあるガンナーズ・ヘヴンだって読めるような気がしてきたぞ。
余計な勢いを自分でつけてしまったのかもしれない。
椅子から立ち上がり、粉砕覚悟で吟ネエの部屋に向った。
いないのは解っているけれど、習慣からかノックをしてしまう。
返事がないので、すぐさま扉を開ける。
部屋の中は物でごちゃごちゃとしている。
酒瓶はなくなっているが、今度は脱ぎ散らかした下着と服でいっぱいだ。
一日で部屋に下着が溢れかえるって、吟ネエは何を考えているんだ?
でも、吟ネエはまだ帰ってこない。
課題は残り2ページ。
集中できなくてもいい。
何が何でも、意地で終わらせてやる。
吟ネエの事は頭にあったけど、地道に問題を解き明かすのと書き写しを終わらせていった。
終わった頃には、頭はパンク寸前だ。
でも、解決したのは課題のみであり、今日のビッグイベントは何一つ終わっちゃいなかった。
時刻は夕方に差しかかろうとしている15時を指している。
随分と時間を食ったものだ。
そろそろ、吟ネエと渚さんが帰ってきてもおかしくはないと思う。
次第に心拍数も上がっていくのがわかっていた。
何でだ?
この一年、いつも一緒にいたじゃないか。
今日になっていきなり鼓動が激しくなるっていうのは不自然だ。
それだけ、意識してしまっているというのか。
少し深呼吸をする。
落ち着けば何ら問題のないことだ。
「よし、強気で行こう」
課題も終わらせたし、今は恐れる物など何もないのだ。
そう思うと、吟ネエの部屋にあるガンナーズ・ヘヴンだって読めるような気がしてきたぞ。
余計な勢いを自分でつけてしまったのかもしれない。
椅子から立ち上がり、粉砕覚悟で吟ネエの部屋に向った。
いないのは解っているけれど、習慣からかノックをしてしまう。
返事がないので、すぐさま扉を開ける。
部屋の中は物でごちゃごちゃとしている。
酒瓶はなくなっているが、今度は脱ぎ散らかした下着と服でいっぱいだ。
一日で部屋に下着が溢れかえるって、吟ネエは何を考えているんだ?