【実話】恋しくて

それから店を出て辺りをうろつく。


人混みの中、秀行君を見失わないようにすることであたしは精一杯だった。


すると、


「理穂ちゃん。はぐれないように。」


って秀行君が手を差し出してくれた。


あたしはその手をぎゅっと握った。


好きな子と手をつなぐのはすごくドキドキした☆嬉しくて恥ずかしくて…、そんな気持ちだった。



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