【実話】恋しくて

そしてまた時間だけが過ぎていく。


秀行君がぎゅっとあたしの手を握ってきた。


「俺さ、理穂ちゃんが好きみたい。理穂ちゃんは?」


秀行君が聞いてきた。


「あたしも。」


「好き?」


「うん。」



そしてあたし達はキスをした。あたしのファーストキスだった。



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