紅の系譜
-私と環さんは事の内容を話すと、帰っていいという話になった。


引火性のものは何も持っていないこと、絡んできた一部始終を店の何人かがみていたこと、絡んできたのが相手の男性だったためだ。


「それでは、失礼します。」

「ご協力ありがとうございました、また後日お伺いするかもしれませんが・・・今日はゆっくり休んでください。」

警官はねぎらいの言葉を私たちにくれた。

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