紅の系譜
次の瞬間、逃れようとする隙もなく、デスクの上に押し倒された。


「どういうつもり?」


「ちょっと協力しろ…そうしないと、こっちもヤバいんでね。」


「ヤバいって何が…うぁっ…!」


マコトは私の首筋に舌先を立てて楽しんでいる。

「色気がないな…もうちょっと俺を煽る声をだせよ…?」
< 82 / 122 >

この作品をシェア

pagetop