ぃちごミルクな俺様王子


『うぉぉ、姫芽ッ
今日マヂで大丈夫か!?』




あたしの顔が凄く赤かったのか
悠が心配してきた




「うん、ちょっと熱いのかな あはは
心配してくれてありがと」




あたしの心臓
何個あってもたりなくない!?



コロコロ変わって行く
悠の表情に調子狂っちゃう




『そか、ぢゃあ行こーぜッ』



ッて、どこに行くのよ??




「どこ行くの??」





『さぁ??
なんなら俺の部屋でもいいけど??』





――・・・・・はぁ??

ちょっとでもトキメイた
あたしがばかみたい!!



「いくわけないでしょッ!!!」



そう怒鳴ると




『冗談だよ怒るなって
今日は、俺の買いモンに付き合ってもらうだけだから!』




そういうことなら
さっさと言えば言いのに




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