ぃちごミルクな俺様王子

彼女は
一条姫芽という名前だった


姫芽は、俺が心配すると
急に泣き出した


キレイな肌を涙がどんどん
濡らしていく



そうだよな、怖いよな
姫芽は女の子だし
それに、絡んで来た男は1人ではなかった



それに、見た目だけは
かなりヤンキーだったしな



・・・ッ・・―――


でも俺どうやって
なぐさめたりすりゃいいんだ!?



なぐさめかたなんて
しらねぇーよ



でも あたふたしたりしたら
俺、めちゃくちゃかっこわりぃぢゃん



やっぱ遊んでる時に
ちょっとくらい
女を安心させる慰め方
勉強すべきだった・・・・


今頃
後悔の波が押し寄せる




< 69 / 110 >

この作品をシェア

pagetop