ぃちごミルクな俺様王子
あたし彼女でもないのに
何イライラしてるの??
もぉヤダよ~
心がモヤモヤしたまま
授業が始まった
もちろん頭には全然入ってなくて
ぼーっと外を眺める
すると
――バシッ――
頭に軽い痛みが走る
先生があたしの頭を
辞書で叩いたみたい
「先生、辞書けっこう痛いんですけど」
『お前が授業を聞いてないのが悪い』
た、たしかに・・・。
「すいません」
軽く謝ると
『これからは気をつけろよ』
と許してくれた