真夏の太陽



「あぁ。今年は決勝で当たる」

「まぁ,十座には関係ないんだろうけどね」

「は?」

和良の言ったことの意味がわからず,聞き返す。

「一回戦だろうと決勝だろうと,勝つだけでしょ!?」

「当然!!」

ふたりは笑いながら,家路を急いだ。


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