真夏の太陽


羽陽学院は順当に勝ち進み,残すは決勝のみとなった。

それと同様に,華座学園も勝ち上がってきた。

当然,決勝戦の相手として。

「よろしくお願いします」

メンバー表を交換する。

同時に,主将と握手をする。

何故か,華座の主将はご機嫌だ。

「…何か,いいことでもあったのか?」

「まぁね。今日は,負けないよ」

「こっちだって。負ける気はないさ」

「じゃぁ」

「あぁ」


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