くろすおーばー・らぶすとーりー!
「俺が好きなのは高山の姉で…今3年なんだけど。すごく綺麗な人で…」
私は関の口から流れる想い人の説明だか懸想だかを語る姿を見つめていた。
てか、聞き流していた。
元来恋愛なぞ当人たちの問題であり他人が介入すべきものではないと思っている。介入できるとすればそれぞれの親、位か。それでも介入の限界があるだろう。
結局は当人たちが解決するしかないのだ。
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