ねぇ、先生?~叶わぬ恋~
「お前なー…
急に抱きついてくんなっ。
床に背中ぶつけて痛いっつーの…!!」
「えへ♪」
だって…
かわいかったんだもんっ。
「先生っ、だいすき…!!」
「ばぁーか。
リビングまで聞こえるっつーの。」
そう言って先生は
あたしの頭をなでた。
先生…
あたし先生を好きになってよかったよ。
叶わない恋だって
思ってた。
一緒の気持ちだったんだね。
両思いってこんなに
嬉しいことだったんだね…
先生、
あたしに本当の恋を
教えてくれて
ありがとう…。