DV野郎とあたし




―…。




時間もきて空も暗くなってきた頃,あたしと瞬は駐車場に戻った。






『ぅゎ…』






彼が急に凹んだような声を出した。





『どしたの?』






『車の部品が取れた』



『え』





あたしはちょっと心配した。




『ムカつく-厄介-』





はぁ…
なんなんだよ-…。







これが30分も続いた。






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