DV野郎とあたし



彼に気付かれないように、小さくため息を吐いた。
とりあえず、会話を…






『ねぇ』






沈黙を破った彼。
あたしは少し緊張解れてきた。





『はぃ?』






『さっきから何で俺の顔見てんの?笑
何かついてる?』







いゃ、待て待て。
誰のせいだと思ってんだよ…!!!!








少しィラッとしたが、そこは敢えて我慢。
もう地元駅から離れてるのに、余計な事を言ったら間違いなく台無し+降ろされて終わり。








そんなのは嫌だから,我慢した。







『ん-…かっこいいからかなあ☆』






とりあえず何か嘘でもいいから、考えて答えた。
< 7 / 45 >

この作品をシェア

pagetop