海の上で、輝くアナタ。
その後、あのお姉さんにごちそうになった。
「ふふ、またいつでもおごってあげるわ。」
と言うお姉さん。
皆さんは「ありがとうございました」と一人ずつお礼を言う。
「…あ、ちょっと彼いいかしら、」
「なんだ?」
ドックンッ
お姉さんはルイカンドさんの袖をグイッと掴むと、そのままルイカンドさんの唇にキスをした。
「この後暇?体には結構自信があるよのね…」
と、女の人、
何を言っているのか、私には理解することはできなかった。
そのままルイカンドさんはあのお姉さんに連れて行かれ、どこかに行ってしまった。
「麗華ちゃん行こうか」
何事もなかったかのように、アキさんはフワッと微笑む。
「大丈夫、イツモのことだから…」
そういって私たちは、船に向かった。
ドックンッ、
いやな予感がする、
いやだ、イヤだ、
行ってほしくない…ルイカンド…さんッ…
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