海の上で、輝くアナタ。

その後船に帰って、ｱｷさんとｲｸﾍﾞｽﾀさんと珍しくｶﾙﾁｪさんとUNOをしました。

「また僕の勝ちですね」

「ｶﾙﾁｪってこういうの強いんやもん、せやから誘わへんかってんで!」

「ｶﾙﾁｪがやるって言うからビックリしたよ、ね、麗華ちゃん♪」

「エ、あ…そ、そうです…ネ…」

麗華は力なしげに、苦笑いをし、「上がりです」そういって、手持ちのカードをなくす。

「…ルイ君のことが気になる?」

ｱｷさんはそう、微笑んで言った。

「ッッ、いエ…遅いなって、思っテ……」

「イツモのこと、きっと今頃ヤってるんじゃないのかな?」

「やルって、何を…ですカ?」

「……麗華ちゃんには、まだ早いよ、今15歳でしょ?16歳になったら、ね?」

怖い、不安な気持ちになる。
ﾙｲｶﾝﾄﾞさんは、今、あのお姉さんと何をしているのか、どこに行ったんでしょうか…


「せや、今日は酒もらってん!飲まへん?」

「未成年に飲ませてはいけませんよ、」

「あー、ｶﾙﾁｪは嫌な思いがあるからね…」


ハッと我に返り、疑問を抱く


「嫌な思い出っテ、なんですカ?」


「あぁ、ｶﾙﾁｪはね?」


…………
……