海の上で、輝くアナタ。


「んぅぅウ~」

目をゴシゴシこすり、目を覚ます。

「おはようございます、麗華さん…」

目を覚ますと同時に、目の前にいる可愛い男の子の笑顔で悩殺。
って、か、カルチェさん!?
いま、いま普通に笑顔で!!って、涙!?抱きついて!?あれ!?

「プッ、麗華あせりすぎだな」

「ル、ルイカンドさン!?って、カルチェさんが泣いてまス!!!」

「泣いてませんっ!」

ぎゅぅう~と抱きつくカルチェさん。

「ツンデレ、」

「笑わないでください!それとツン何とかじゃないですから!!!」

ルイカンドさんの一言に、顔を真っ赤にし怒鳴るカルチェさん。

「朝飯食うか、」

「そうですネ。」

そういって、ルイカンドさんはベットからおりた。

「では作りましょうか…」

カルチェさんもそのままベットから下りる。


「何か手伝いまス。」

私もそのあとを追うように下りる。


「イクベスタとアキ起こしてくるな。」

「それでは僕タチはご飯つくりにいきましょうか。」

「はイ、」


そういって、壊れたドアから3人で部屋を後にした。

本当の、家族みたい……



.
< 32 / 70 >

この作品をシェア

pagetop