海の上で、輝くアナタ。
「んぅぅウ~」
目をゴシゴシこすり、目を覚ます。
「おはようございます、麗華さん…」
目を覚ますと同時に、目の前にいる可愛い男の子の笑顔で悩殺。
って、か、カルチェさん!?
いま、いま普通に笑顔で!!って、涙!?抱きついて!?あれ!?
「プッ、麗華あせりすぎだな」
「ル、ルイカンドさン!?って、カルチェさんが泣いてまス!!!」
「泣いてませんっ!」
ぎゅぅう~と抱きつくカルチェさん。
「ツンデレ、」
「笑わないでください!それとツン何とかじゃないですから!!!」
ルイカンドさんの一言に、顔を真っ赤にし怒鳴るカルチェさん。
「朝飯食うか、」
「そうですネ。」
そういって、ルイカンドさんはベットからおりた。
「では作りましょうか…」
カルチェさんもそのままベットから下りる。
「何か手伝いまス。」
私もそのあとを追うように下りる。
「イクベスタとアキ起こしてくるな。」
「それでは僕タチはご飯つくりにいきましょうか。」
「はイ、」
そういって、壊れたドアから3人で部屋を後にした。
本当の、家族みたい……
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