海の上で、輝くアナタ。



「ごめん、やっぱお前村に帰す。俺の場所だと危険だ…」


俺はそういって、抱きしめた。
離さないと拒むがきみてぇーに、


「私ハ、死ぬのを恐れませン、私は死ぬよりモ



貴方のそばにいれないことガ、嫌でスッ!!!!」



アイツはそう叫び抱きしめ返してきた、
俺がビックリした。


「私ハ、危険でもかまいませン、貴方ともっといたイ、貴方のそばデ、笑っていたイ。




それニ、もし危険になったラ、


助けテ、くださるんでしょウ?」



フフッとアイツは微笑んだ。
俺は手で涙をぬぐい、最高の笑顔で微笑み


「当たり前だっ、お前は、俺のなんだからっ、」



そういい、アイツにキスをした。

二人で、笑みをこぼし、好きだと言い合った。




やっぱり、



お前がいないと俺だって、




嫌だ…




綺麗で可愛いと言う単純な気持ちは、


人を愛すという気持ちまで成長した。


人を愛すという気持ちはいつのまにかに、



欠かせない存在にまで、成長してしまったんだ…




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