海の上で、輝くアナタ。
バサッっとルイカンドさんは、私に自分の着ていた上着を肩にかけた。
「来とけ」
そういわれ、何がなんだかわからず私は自分の服装チェックをした。
ドックンと心臓が脈を打つのがわかった。
そう、ソレは私にとって1番大切なもので、1番…
大好きな方から選んで、買ってもらった、あの服が…
ズタズタに切り裂かれていた。
私の何かがプツーンとキレた。
「何、するんですカァアア!!!!!」
ドッカーンッと普通じゃならないような音が響く。
私は手前の血まみれの死体を思いっきり蹴り、その死体が綺麗に何百m先まで綺麗に飛んで行った。
ドサッと地上に落ちる鈍い音がした。
「次私をキレさせた方ハ、斬りまス。」
そういい残して、クルリとみんなの方を振り返る。
皆さんがサァアアアアと真っ青な顔をしながら、それぞれ違う方を見ていた。
「皆さんどうしたんですか?」
「イヤ、なにもないです。」
「何もあらへんでー」
「ないですよ、」
「・・・・ない。」
みなさんはそのままボソボソと言う
…や、やっちゃいました…
「あの、だ、大丈夫ですからっ!!」
そういいながら冷や汗をかきながら手を振る