オレンジ色のキミ〔完〕
「でも如月のそういうところ好きだよ♪」
「え!?///」

如月は顔を真っ赤にして驚いている。

だってホントのことだもん。
なんか…子供っぽくてすごく可愛いんだもん!

…でもそれはきっと恋愛の好きとは違う…

「おまえ…!!天然なのか…!?そうなのか…!?///」
「ほえ?」
「だって…!!だって好きって…!!///」
「え、だって好き…あ!深い意味じゃないよ!!友達としてね!!」
「いや、、、でも好きって…あー…やっぱなんでもない…///」

え…何その反応…告白したと思ったの…?

告白…?

「あー如月、もしかしてあたしのこと好きだったり~?」

まじめに聞けなくてふざけ口調で言った。

「!?///」

如月はさらに顔を赤くしてあたしを見た。

…え…そうなの…?
や…ちょっと…なんか言ってよ…こっちが恥ずかしくなってくるでしょ…?
違うなら違うってハッキリ言ってよ…!!

「…俺…」

如月の声がさっきよりも大きく聞こえる…

「片桐のこと好き…かも…?」
「…かも…?」
「だー!!なんだよおまえ!!何が言いたいんだよ!!どんだけ人に言わせたいんだよ!!」
「なんでキレるの!?」
「キレてねぇ!!」
「キレてるじゃん!!」





それからずーっと言い合ってて、あんまりご飯食べれなかった…



< 23 / 92 >

この作品をシェア

pagetop