オレンジ色のキミ〔完〕
放課後、あたしは一人、プリントを提出するため職員室に行った。
提出し終わり教室に向かう。

向かう途中準備室の前を通ったら、いきなり腕を掴まれ連れ込まれてしまった。

な…何…!?



暗い準備室…
すると電気がついた。




「よぉ?」




あたしは硬直した。



目の前には嫌いなあいつがいて、あたしの腕を掴んでいる…。

「なん…で…?」

そんなあたしを壁に追い込むこいつ。
密着するあたしたち。
顔が…近い…!!

「そーいえば、キスしてなかったなーって思って♪」

満面な笑みで言われ、寒気がした。
こいつの笑顔は…怖い…


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