オレンジ色のキミ〔完〕
すたすたとごく普通に歩いている私。
そこの角曲がったら美術しt…

「わっ!!」

ドカッ

「ったぁ!!」

誰かにぶつかった。。。
普通こんな角でぶつかんないって…(いや、ぶつかる?)

「ごめんね?」

『いたた』と思いながら相手の顔を見る。



ズボン…だから男子生徒。

背は高く

高木先輩そっくりな顔…







「って、えぇ!?」
「!!」
「あ、、、すいません。。。」

私がいきなり大声を出してしまったから、高木先輩はびっくりして目を真ん丸くした。私はすかさず謝る。

「あぁ…そう…それじゃぁ…」

そして高木先輩は私の横を通り過ぎて行った。

…ぶつかった…

…しゃべった…



こんなこと、もう二度とないかもしれない…



言うなら…今…








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