オレンジ色のキミ〔完〕
あたしアンタを見る度思うんだけど、どうしてあたしにかまうの…?

アンタの考えてることが分からない…





「それって好きなんじゃないの?」
「…違うと思う…」
家に帰って早速沙穂に電話。
あれからはちゃんと教室に戻って授業を受けた。

…みんなの目が痛かったけど…



「彩はどうなの?」
「何が?」
「だから…その篤って奴好きなの?」

あたしが…アイツを…

「いや、それはない」
「…そか…。」



それから沙穂とは他愛もない話しをして電話を切った。
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