オレンジ色のキミ〔完〕
そういうあたしたちは、もうすぐ夏休み突入。
…その前にテストですけどー…
「あー!!分かんない!!」
何この問題!!意味分からん!!どうしてこれがこうなるんだよ!!
「…片桐さん、これはこの数字を使うんじゃなくて、こっちの数字使わなきゃ」
「え…!?」
あ…!!
真由美んこ…!!
「真由美んこじゃない」
「あれ!?声に出てた!?」
「出てた」
でも話しかけてくるなんて思わなかった…!!
「…あなたあたしのことが嫌いなんじゃ…?」
「え?誰がそんなこと言ったの?」
「いや、ほら。よく好きな男子と他の女が一緒にいると嫉妬の塊に変化する子っているじゃん?それかと思ってたから…!!」
「…あたしをなんだと思ってたのよ…」
「だから、嫉妬の塊に変化する…」
「もういい!!…言っとくけど、あたしあなたのこと嫌いじゃないわよ?」
…その前にテストですけどー…
「あー!!分かんない!!」
何この問題!!意味分からん!!どうしてこれがこうなるんだよ!!
「…片桐さん、これはこの数字を使うんじゃなくて、こっちの数字使わなきゃ」
「え…!?」
あ…!!
真由美んこ…!!
「真由美んこじゃない」
「あれ!?声に出てた!?」
「出てた」
でも話しかけてくるなんて思わなかった…!!
「…あなたあたしのことが嫌いなんじゃ…?」
「え?誰がそんなこと言ったの?」
「いや、ほら。よく好きな男子と他の女が一緒にいると嫉妬の塊に変化する子っているじゃん?それかと思ってたから…!!」
「…あたしをなんだと思ってたのよ…」
「だから、嫉妬の塊に変化する…」
「もういい!!…言っとくけど、あたしあなたのこと嫌いじゃないわよ?」