オレンジ色のキミ〔完〕
人間は願ってもないことが早く来て、願ってるものは遅く来る。



そして、やっとこの日が来た…

花を持ち、篤と一緒に先輩のいる場所へ向かう。

突然篤は足を止めた。
























「ここだよ」



篤の目の前には四角い石がある。





[高木家]





「…やっと…やっと逢えた…」

先輩に逢えた嬉しさの反面、悲しさもあるごちゃごちゃな気持ちが目から流れる…

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