オレンジ色のキミ〔完〕
「休憩終わりー」

部長の声に私たちはすぐコートに戻った。



先輩…

先輩…




家に帰るまで先輩とぶつかったこと、話したこと、全部頭の中で再生されていく。途切れることもなく。

少し傷ついたけど、でも嬉しかったの方が勝ってる。





先輩…





それから月日は流れ…









































先輩は私に返事を与えず学校を去っていた。










































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