My Dream...
そう、これが病の始まりだとも知らずに。

美並の体重は、みるみるうちに落ちていった。

元々は65㎏もあった体重が、

いつのまにか、40㎏に−

あきらかに病的だった。

しかし、美並は決して家族と一緒に食事をとらなかった。


「食べたら太る」

これがもう口癖になっていたのだ。


学校にも行かずに、


部屋にこもっていた。


しかし、美並はついに自分の病を知る事となる。


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