My Dream...
医師に言われるがままに、美並はフロントの待合室へ行った。


「ねえお母さん?あたし、何かの病気なの?まさか、だよね」


……お母さんの顔が、険しい。


まさか、だよね…?


まさか…


「長谷川美並さん。」

ビクッッ


何故か背中がぞくっとした。


ガラ……


ドアの向こうには、医師の険しい顔。


何?


何なの?

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