魔女の小さな手の上で
苦いリゾットを食べきり窓の外を見ればまだ日は高く穏やかな風が流れ込んでくる。
時折鳥のさえずりや風で触れ合う葉の音が聞こえ、微かに川のせせらぎも聞こえる
時間の流れがゆったりしているのは自分の気のせいだろうか。
足元で丸まって眠るシュシュは穏やかに体を上下している、全てがゆったりとしていて先程3日ぶりに目を覚ましたのに眠気がゆったりと包んでいく感じがする
目蓋がうとうとと閉じそうになる。