アラフォーだって、結婚したい! ~だって、女だもん~
今回で、二度目の宮田さんのマンションは、全くスキの無い、綺麗な部屋。


冷蔵庫から何やら材料を取り出してる。

「あ、適当に座ってテレビでも見てて下さい。」


そう言って、料理に取り掛かった。


何を作るんだろ?


相変わらず、包丁さばきは、巧の技。


実にリズミカル。


こんな完璧な人が、私の彼氏でいいんだろうか……。


そんなマイナス思考が顔を出す。


リビングから、ボンヤリと調理中の宮田さんの後ろ姿を眺めた。



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