アラフォーだって、結婚したい! ~だって、女だもん~


チュン♪チュン♪



「ん……。」


カーテンから漏れる日差し。


重い瞼を『せ~の!』でこじ開けた。


横では、気持ち良さそうに眠る宮田さんがいた。


初めて迎えた二人の朝。


夕べは何も無かったけど、最終の新幹線に乗って、私に逢いに来てくれた。


『誕生日おめでとう』


それだけを言う為に。


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