アラフォーだって、結婚したい!
~だって、女だもん~
「矢口さん……大丈夫ですから、こっち向いて下さい?」
ゆっくりと宮田さんの方を向くと、後頭部に手が回って……
そっと唇にキスが落ちた。
それは、角度を変えて何度も何度も……
さっきまで寒かった私の心が、ジンワリと温かくなった。
そして………。
ベッドの上で、お互いが、お互いを求め合った。
初めて知った……。
私は……こんなにも寂しがりだという事を……。