アラフォーだって、結婚したい! ~だって、女だもん~


「すみません。
お忙しい時に……。ちょっと近くまで来たので、あなたと少しお話ししたくて。」


「いえ…。」


「兄から聞きました…あなたの事。
正直申しまして、ショックを受けました。」


椅子に座ってから、全く変わる事なく、私を真っ直ぐ見据えている。


「私……兄が好きです。幼い時からずっと…変わる事なく。」



えっ!?



すき………?



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