アラフォーだって、結婚したい! ~だって、女だもん~
「紗枝さん……。
私ね?紗枝さんが、お兄ちゃんの彼女で良かった。
嫌な奴だったら、どんな事しても、奪ってやろうと思ってた。
でも……紗枝さんだったら……諦められる。
時間かかるけど、ちゃんと妹になるからね…?」


「美々ちゃ~ぁん」「紗枝さぁ~ん」


二人抱き合って、また大泣きした。


「美々、ビール……どうしました?矢口さん?美々?」


遅くなった私達を心配して見に来た宮田さんが、驚いてた。


沢山泣いて、沢山本音を話して、いっぱい宮田さんを知った。
美々ちゃんを知った。


そして、渡辺君と美々ちゃんは帰った。


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