アラフォーだって、結婚したい! ~だって、女だもん~
私のその発言に、クスッと笑って「あぁ、仕事中は死んでも言えませんけど、普段はこんなんですよ?僕は。」と言った。


笑った顔がまた可愛い。


自分の中の直感が、『この人だ!』と教えてくれた気がした。


お寿司屋さんに着いて、のれんを潜った。


「こんにちは。」


「いらっしゃいませ。常田様がお待ちになっておりますよ?お二階にいらっしゃいます。」


着物を着た綺麗な女性が出迎えてくれた。


「峰さん、いつもお世話になります。」

峰さんという人に、宮田さんが頭を下げたので、私も頭を下げた。



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