年下騎士

目の前の壁

チュンチュン…


「ふぁぁ…
今日は頑張るぞー!」


今日は大切な日だもん!ちゃんとしたい。


私はメイクを始めた。
いつもはナチュラル過ぎるメイクだけど、今日はいつもより頑張った。



「よしっ!出来た♪」

次は…髪型どうしよう

私の髪は少しパーマをかけた長い髪だ。
胸まである髪をハーフアップにして、ピンクのゴムで止めた。


ピンク好きだし、告白といったらピンクだよね?


支度を終えた私は壁にかかっている時計をみた。


「バッチリ支度したのに、まだ全然余裕があるし…
どんだけ楽しみだったんだろ。私。」


まぁいいか!
早く学校に行きたいし!

鞄を持って、鏡の前に立った。


「オッケイ♪」

焦げ茶色のローファーをはいて、


「行ってきますー!」
私は元気に家をでた。

< 28 / 123 >

この作品をシェア

pagetop