年下騎士
もてる声量を全て出しきった。




ガッ


「ちょぉと静かにしようか。千夏ちゃん。」


口を手で塞がれる。


どうしよ…………
もうこれじゃ、誰も気づかない……

なにか手段は………



「!!」


考えていたら、何か違和感を感じた。



「太もも気持ちいい……フフ…」



佐々木君が私の太ももを撫でていた。

…………気持ち悪い!!!!



やめて!!やめてよぉぉ!



私の願いは届かなかった…


「とりあえず、脱がせるか」

「早く脱がせろよ」



声が出ないし、手も動かない。

抵抗が出来ない。


人形みたいになっちゃうんだ…私。



グシャグシャになった脱がされたスカート。
リボンが取れてボタンが取れたシャツ。



「胸でかいな……」

「そそられるぅ」


見ないでよ見ないでよ!

下着姿にされた私の前に、佐々木君が座った。
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