年下騎士
「先に俺がヤる♪♪」
「じゃあ、次俺♪」

「ズリーぞ!」


なんなのよ、あんたたちさ。


でも、私がいけなかったんだよね?
私があんなフリ方しなきゃ、私はこんなことになってなかったはず………


つー…と、流れる涙。
構わず、佐々木君は私に手をのばしてきた。


「んっ!!!!んー!!!」


「でけぇ…
俺さ、泣かれると、そそられるんだよねぇ」


嫌だよぉ…………

触んないでよ…



抵抗できない私は、佐々木君に胸を揉まれて、ただただ、




海斗君の事を想った。

海斗君…私から呼び出したのにいけないなんて…
全部私がいけないんだよね?



だから…ごめんなさい。



口がいきなり開放的になる。

今度こそ叫ぼうと思った時、


「誰か!んんっ!!」

口に気持ち悪い感触を感じた。

キスだった…
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