NANASE
ときどきね
ときどき
どうしようもない程
死にたくなるのです。
空が蒼ければ蒼いほど
世界が美しいと思うたび
どうしようもない程の
衝動に駆られるのです。
あたしは恐れているのです。
この世界に否定されてしまうことを。
あたしは祈るのです。
空など黒く黒く濁ってしまえばいい。
世界など汚く醜いものであると、
信じ込もうとするのです。
そうすると
そうしたら
あたしはこの世界に否定されることはないのです。
必要としてくれるのです。
汚いあたしを塗りつぶせるものは
もっと汚い空だけ、世界だけ。
そう、思っているからなのです。
どうしようもない程
死にたくなるのです。
空が蒼ければ蒼いほど
世界が美しいと思うたび
どうしようもない程の
衝動に駆られるのです。
あたしは恐れているのです。
この世界に否定されてしまうことを。
あたしは祈るのです。
空など黒く黒く濁ってしまえばいい。
世界など汚く醜いものであると、
信じ込もうとするのです。
そうすると
そうしたら
あたしはこの世界に否定されることはないのです。
必要としてくれるのです。
汚いあたしを塗りつぶせるものは
もっと汚い空だけ、世界だけ。
そう、思っているからなのです。