お隣さんのSweetな王子はBlackな王子
職員室をでて携帯で時間をみる。

時刻は11:37…

もう夕希は帰っちゃったかな。と思ったら…

「あ~~~い~~~っ!!!」

と、廊下の向こうから大声で名前を呼ばれた。

もちろん夕希だ。

なんか、大荷物で仁王立ち。
これは鬼の形相。完璧キレていらっしゃるご様子。

「…やぁ。」

とはにかんだように返事をした私。

その瞬間、物凄い勢いで走って来た。

バックに黒と紫色のオーラをまといながら。


わぁ。
なんかもう、可愛い顔が台無しだぞ☆

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