お隣さんのSweetな王子はBlackな王子
まさかの自宅侵入ですか…?
玄関の扉を開き、私を抱きかかえながらとりあえず靴を脱いで部屋をちゃんと見た。
引っ越したのが昨日だけあって…
右も左も前も後ろも…
ダンボールの山。
とでも想像していたのでしょうか。
王子は入って早々、口にした一言が…
「もの、少な…」
ボソッとね。
私は元からものを持っていないのさ( ̄^ ̄)
えへ(ハート)
「…女子とは思えない」
カチン…。
これもまたボソッと王子が言った…。
これにはちょっとね…カチンですよ。
「…失礼ですよ、それ。」
まぁ、怖くて強くは言えないし…
体調が色々とおかしいので…
控えめに。
そう。控えめに…ね☆
眉間に力が入りそうだけどあまりにもダルい。
だから控えめ☆
「あ、ごめ…ん。
いや、でも、だって…
ダンボール2個と…テーブル…だけじゃん」