お隣さんのSweetな王子はBlackな王子

玄関の扉が閉まる音がして5分くらいたったのかな。


厳密には6分と18秒。

枕元においてある赤い目覚まし時計はそう、示した頃に…


また玄関の扉が開く音がしてから「じゃまするぞっ!!」と王子が叫ぶ声を聞いた。


私にはすご~く時間がたった気がする。


声が聞こえたら、なんだかホッとした。

さっきのペットの用語をひっぱるならば…さしずめ、

『ご主人様が帰宅されて超嬉しい!!(ハート)』
とか…そんなカンジなのでしょうか。


なんか…手懐けられてる感があるカンジなんだよな~。

すご~く、嫌ではあるんだけど、

でも、なんか、どうしてだか「嬉しい」って思っちゃったんだよね。

あぁ、自己嫌悪ってヤツだよ。
今、まさに。



う~ん、とりあえずね…

ホッしたら…



眠くなってきた。


今は…もうすぐ12:20かぁ。
「テレフォン〇ョッキング」がやってる時間帯かな?

やばい…。ね、眠い…





そして、そのまま、


私は夢の世界へと…





転がり落ちた…








のだが、

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