お隣さんのSweetな王子はBlackな王子
とか考えてたけど、既にそんな事はどうでもよく…

とにかくお腹が減った。

思考は空腹に負けた。




…パク。

「おいひぃ…」

「そうか、よかった。」

ボソッと独り言のように言ったのに、聞こえたみたいだ。


「ん。ありがとう…」

「ふっ…。どういたしまして。」

キラキラ前回の笑顔だった。
王子スマイル。


この顔は…やっぱり苦手。
…ちょっと怖い。

なにか裏がありそうで…


「間接キス…だね。」

カンセツ?キス?
え…?…あれ?

最初に私が、王子にあ~ん。
その後私が同じスプーンで…


「…あ゙っ!!」





裏ってコレかっ…!?
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