お隣さんのSweetな王子はBlackな王子
1年が教室へ戻り、次に3年が教室へ戻る。
2年は最後なのだが…
3年女子の何人か…がまだいた。
夕希がなかなか外に出ないので私は待ちぼうけしている。
「ねぇ。行かないの?」
「まぁ、待ってないとね。たぶん、歓迎会…だといいんだけどね♪」
「ん?どゆこと?」
「まぁ、白崎くんとこ行っておこう♪」
なんなんだ…?
なんて話していると、2年もゾロゾロと帰って行く。
のだが…
2年の女子も結構残っている。
誰でしょうか…あの人達は。
そして、何故私をみる?
なんとなく…微笑みが浮かんでる。
あ、朝のげた箱の子らがいらっしゃる。
と、言うことは…
「あの…これは白崎くんの…ファンの方々でしょうか?」
ぎこちな~く横にいる白崎王子をみる。
関係ないけど、初めて名前を呼んだ気がする…。
そして、その王子は…
「う~ん。そうなのかな♪ファンというか~…友達?」
「あ…そうですか~。」
またぎこちな~く前を向く。
こ…怖ぁ~…