最高級の召使
結局何も話さないうちに
屋敷についてしまった。



つないでいた手は
いつしか離れていた。


「おかえりなさいませ。」



夜警さんが出迎えてくれた。



「ただいま。」


「おつかれさまでした。」



「あ、小田島さん。」


夜警と倉之助が何やら
話をしていたから
私はそのままシャワーに入った





昔の話を聞いたら
倉之助は話さなくなった。

聞きたい


聞いたらやきもちやくのに


でもどんな人を昔愛したのか知りたい


ローサとどんな恋をしていたのか・・・・
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